zip を解凍するとファイル名が文字化けするのはなぜ?(Windows と Mac のあいだで起きる理由と直し方)
公開日: 2026年10月11日 / 運営: メニーライツ
zip を解凍したら、ファイル名が意味の分からない文字に変わっていた。Windows と Mac のあいだで zip をやり取りすると、よく起きる困りごとです。理由が分かれば、直し方も見えてきます。
文字化けが起きる理由
zip には、中のファイル名を UTF-8 で書いたことを示す目印(フラグ)が有ります。目印が立っている zip は、名前を UTF-8 として読めます。目印が立っていない zip は、開く側のソフトが文字コード(文字を数字に置き換える決まり)を決めて読みます。作った側と違う文字コードで読まれると、名前が化けます。
Windows と Mac で起きやすい組み合わせ
Windows の標準の圧縮や、一部の圧縮ソフトは、日本語のファイル名を Shift_JIS(CP932)で書き、UTF-8 の目印を立てない事が有ります(版や設定によって違います)。この zip を、名前を UTF-8 として読む環境で開くと、名前が化けます。
Mac の標準の圧縮は、目印を付けずに UTF-8 で名前を書く事が有ります。これを Shift_JIS として読む環境で開くと、同じように化けます。また、Mac で作ったファイル名は、「が」を「か」と濁点の2文字に分けた形で入っている事が有り、見た目が同じでも、Windows などの検索や並べ替えで別の名前として扱われる事が有ります。
どの版の、どの操作で目印が付くかは、OS やソフトの版によって違う事が有るため、ここでは断定しません。
直し方: 開く側で読み直す
化けたのは、中身が壊れたからではなく、名前の読み方が合っていないことが多いです。名前を合う文字コードで読み直せば、直せる場合が多いです。
- zip のファイル名の文字化けを直す道具を開き、化けた zip を1つ選びます。
- ファイル名の一覧を見ます。読めないときは、文字コード(Shift_JIS・UTF-8・EUC-JP など)を選び直して、読める名前になる物を探します。
- 「直した名前で zip を作り直して保存」を押し、出来た zip を、いつものやり方で展開します。
解凍ソフトによっては、文字コードを指定して開ける物も有ります。自分で zip を作る側は、ファイル名を UTF-8 で書くソフトや設定を使うと、相手の環境での文字化けを減らせる事が有ります。
道具で直す
化けた zip は、zip のファイル名の文字化けを直す道具で読み直せます。zip はブラウザの中だけで処理し、サーバーへ送りません。
パスワード付きの zip、4GB を超える zip や 65,535 個以上のファイルが入った zip、分割された zip には対応していません。すべての文字化けが直ることは、保証していません。
ほかの読み物: 撮影日時で写真のファイル名を一括変更する方法